現在もブログアフィリエイトの人気は衰える様子はありません。
数多くのブログアフィリエイターが、収益化を狙って、ブログ更新へと打ち込んでいます。
しかしブログで得られる収入は、アフィリエイト成約だけではありません。
Googleアドセンスも、有効な収入源になりえます。
Googleアドセンスは、成約や売買が発生しなくとも、広告のクリックだけで収益が発生します。
つまりアフィリエイトよりも、収益化のハードルが低いということですね。
本記事では、Googleアドセンスに登録し、報酬を受け取るまでの流れを徹底解説します。
少し長文になるので、冒頭で全体のおおまかな流れを記載しておきます。
<おおまかな流れ>
Googleアドセンスを始めるにあたって、準備しなければいけないことがあります。
おおまかに言えば、ブログの解説と審査対策の2点です。
まずはWordpressでブログを立ち上げましょう。
なぜWordpressかというと、無料ブログサイトにGoogleアドセンスは使えないからです。
Googleアドセンスは、「独自ドメイン」を持っているサイトでしか利用できません。
そして無料ブログサイトでは「独自ドメイン」が与えられていません。
WordPressは、レンタルサーバーを借り、独自ドメインを利用します。
したがってGoogleアドセンスを利用することができる、というわけですね。
念のため、Wordpressでブログを立ち上げる方法を簡単にまとめておきます。
まだブログを持っていない人は、Wordpressにてブログ開設するところからスタートしましょう。
それほど難しいことではありません。
ブログが解説できたら、次はGoogleアドセンスの審査基準を満たしていきます。
審査基準は、正式には公開されていません。
しかし今までのデータを見る限り、おおむね以下の7つが審査基準である、と考えられています。
以上7つの基準を、一つひとつ満たしていきましょう。
下記の手順を踏めば、
Googleアドセンスの利用申請をおこなうなら、プライバシーポリシーを掲載したほうが何です。
とはいえ、プライバシーポリシーを掲載するとはどういうことなのか、わからない人も多いと思います。
簡単に言えば「サイトにアクセスした人の情報を集めていますよ」と表明する、ということです。
具体的には、下記のことを表明する必要があります。
最低限これだけは掲載しておかなければいけません。
一例を挙げれば、以下の通りです。
上記のようにややこしい文章となっています。
しかし、プライバシーポリシーのテンプレートは、いくらでもWeb上に用意されています。
しかもほとんどがコピーアンドペーストで使用可能です。
もし打ち込むのが面倒なら、テンプレートをそのまま流用しましょう。
プライバシーポリシーを貼る場所は、「ウィジェット」と呼ばれる場所に貼り付けましょう。
ウィジェットとは、ブログの「概要」や「バックナンバー」が表示されている部分です。
WordPressでは、簡単にウィジェットを作ることができます。
プライバシーポリシー用のウィジェットを用意して、掲載しておきましょう。
Googleは、「定期的にサイトが更新されているか?」という点を重視しています。
したがってGoogleアドセンスの審査を通るためには、定期的に更新していく必要があります。
定期的に更新する、といっても、毎日1記事必ず投稿しなければいけない、ということではありません。
1週間に1回程度の更新でも、審査は通ります。
Googleアドセンスの審査を通すために、定期的にブログを更新しましょう。
「コンテンツポリシーとは」、Googleが考える「コンテンツのあるべき姿」、という意味です。
Googleの公式サイトに掲載されています。
Googleアドセンスが利用できるのは、コンテンツポリシーを守っているサイト、ブログのみです。
とはいえ、原文を読んでも、具体的に何をどうすればいいのかわからないですね。
要約すると、以下のとおりです。
おおかた上記のような認識で問題ありません。
気を付けるべきなのは、やはり個人情報と著作権に関する部分。
たまにこれで引っ掛かって、いつまでたってもGoogleアドセンスを始められない人がいます。
十分に注意しましょう。
あとは一般常識にしたがってブログを構築していけば、まず問題となることはありませんん。
Googleアドセンスを利用するためには、ブログやサイトに「お問い合わせフォーム」を作る必要があります。
簡単に言えば、ブログやサイトの所有者であるあなたに対して、意見を送れるような仕組みを作りましょう、ということです。
お問い合わせフォームは、Wordpressで簡単に作ることができます。
WordPressには、「プラグイン」というものがあります。
プラグインは、簡単に言えばWordpressに新しい機能を追加するものです。
APP storeやGoogle playからアプリをインストールするのと、似たようなものです。
お問い合わせフォームを簡単に作ることができるプラグインがあるので、すぐに作れます。
おすすめは「Contact Form 7」というプラグインです。
Webで検索すれば、詳しい使い方はいくらでも出てきます。
もし現段階で著作権を侵害するような画像を使用している場合は、削除しておきましょう。
著作権を侵害する画像が1枚でもあれば、審査には受からない、と考えておいたほうがいいです。
さいわい、著作権を侵害せず、無料で使える画像素材サイトはいくらでもあります。
危険な画像があれば、無料の画像素材に差し替えておきましょう。
まだ画像を使う段階にいたっていない場合も同様です。
一番時間と手間がかかるのが、「記事を10記事から20記事くらい投稿する」というところ。
これだけ投稿している実績があれば、Googleアドセンスの審査に通りやすくなります。
しかし、単に10記事から20記事投稿すればいい、というものではありません。
具体的には、記事群が以下の条件を満たしていることが必要です。
〇1記事あたり、およそ1500文字以上記述されている
〇ユーザーにとって、有益な情報が書かれている
1記事あたり1500文字というのは、初心者にとっては少し大変なことかもしれません。
しかしなにもGoogleアドセンスは、毎日1500文字投稿しろ、と言っているわけではありません。
つまり3日に1回程度のペースでも、1週間に1回のペースでも大丈夫です。
さきほど「定期的に更新している」ということが審査基準のひとつである、と解説しました。
これは更新頻度を高くしろ、という意味ではありません。
ゆっくりでも、ある程度一定のペースを保って投稿していればよいのです。
少し厄介なのは、「ユーザーにとって有益な情報が書かれている」という点ですね。
初心者にはちょっと難しいことでしょう。
もし自分で考えて有益な情報とは何かイメージできなければ、すでにPVを集めているブログを参考にしましょう。
おのずと「有益な情報」とはなんなのか、理解できるようになるはずです。
上記してきた準備が整のったら、Googleアドセンスに申請しましょう。
下記では申請から合格までの流れをまとめておきます。
まずはGoogleアカウントを作成します。
Googleアカウントは、Googleトップページ右上の「ログインボタン」から作ることができます。
ログインボタンをクリックすると、下記のような画面が表示されます。
左下の「アカウント作成ボタン」をクリックしましょう。
「自分用」か「ビジネス管理用」か問われますが、「自分用」を選びます。
Googleアカウント作成画面にジャンプします。
姓名(本名)、ユーザー名、パスワードを入力しましょう。
ちなみに第三者から見られる名前は「ユーザー名」です。
本名が知られることはありません。
その後、電話番号やメールアドレス、生年月日や性別を入力する画面に移動します。
ここは普通に入力すればOKです。
なお生年月日と性別は、原則として今後一切変えることはできません。
間違えないように注意してください。
次に電話番号を通した本人確認が行われます。
さきほど登録した電話番号に、SMSで本人か確認手続きの案内が届くので、これを処理します(一旦スキップすることも可能です)。
次にプライバシーポリシーへの同意が求められます。
中央下部の「同意する」をクリック
以上でGoogleアカウントの作成が完了です。
Googleアカウントが作成できたら、次はGoogleアドセンス利用の申請を行います。
ちなみにこの作業が完了できれば、一次審査に合格した、ということになります。
まずはGoogle検索で、「Googleアドセンス」と検索。
検索結果の一番上に表示される「Google AdSense」にアクセスします。
Googleアドセンスのトップ画面が表示されます。
右下の「お申込みはこちら」をクリック。
WebサイトのURL、メールアドレスを入力する画面が表示されるので、
入力していきます。
次に最終確認画面が表示されます。
サイトおよびブログのURL、国を入力しましょう。
最後に利用規約に同意するため、チェックを入れます。
以上で、Googleアドセンス登録の手続きは完了です。
最終的には、Googleアドセンスの管理画面が表示されているはずです。
次に、「支払い先住所と電話番号を入力する画面にジャンプします。
ここでは単純に、今住んでいるところを入力するだけです。
電話番号の入力が終わると、SMSか電話による本人確認手続きへと移ります。
どっちを使っても結果は同じですが、電話による認証のほうがラクです。
電話では、本人確認のために6ケタの暗証番号が通知されます。
元の画面に戻って、暗証番号を入力しましょう。
暗証番号が正しければ、Googleアドセンス一次審査に必要なソースコードが表示されます。
このコードを、Wordpress内に写し込みます。
WordPressの管理画面を開きましょう。
左メニューから「外観」→「テーマ編集」と展開していきます。
ソースコードの入力画面が表示されます。
しかし最初に表示される画面に、Googleアドセンスのソースコードは入力しません。
右のメニューバーで「テーマヘッダー」を選択しましょう。
テーマヘッダーを開くと、また別のソースコードが開きます。
ソースコードの中に「</haed>」という文字列があるはずです。
</head>のすぐ前に、Googleアドセンスのソースコードを入力します。
入力を終えたら、画面最下部にある「ファイル更新」ボタンをクリック。
これで一次審査は合格、二次審査移ることができます。
一次審査に合格したら、次は二次審査へと進みます。
といっても、二次審査においてユーザーがやることは、何もありません。
一次審査で送った情報、ブログの出来栄えをもとに、GoogleがGoogleアドセンスの使用を認めるか判断します。
ユーザーはその判断が終わり、通知されるのを待つだけです。
審査に必要な時間は、そのときどきによってばらつきがあります。
2週間くらい掛かった、という人もいれば、申請した翌日には合格していたということがあります。
二次審査に合格した場合、Googleから登録メールアドレスへ「合格通知」が届きます。
もし不合格だった場合は、不合格通知が届きます。
合格通知が来た段階から、自分自身のサイトやブログにあるGoogleアドセンス広告から、収益が得られるようになります。
残念ながら、二次審査で落ちる人は結構多いです。
Twitterを見てみると、15回くらい二次審査に落ちている、という人もいました。
ある程度難易度が高い審査である、というわけです。
しかしさいわいなことに、Googleアドセンスの審査は、何度も受けることができます。
したがって二次審査に落ちた理由を考えて改善し、再度チャレンジすればOKです。
ただし不合格の通知が来てから2週間の間は、二次審査を受け直しても問答無用で不合格となります。
したがって二次審査に再度チャレンジする場合は、不合格通知を受け取って2週間経ってから、としましょう。
二次審査に落ちる原因は、だいたい以下の通りです。
自分では著作権を侵害していないと思っていた画像が、実は誰かの著作物だったりします。
いったんすべての画像を削除して、再度二次審査を受けてみると、案外簡単に受かったりします。
二次審査に合格したあと、画像を再度表示させることについては、問題ありません。
ただし著作物を無断で使用している状態は非常にまずいです。
最悪の場合、裁判沙汰になることも考えられます。
Googleアドセンス関係なく、著作権の侵害にあたるような画像を利用するのは控えましょう。
また文章などについても同様です。
誰かが書いた文章を使うのであれば、引用元を明記するようにしましょう。
可能であれば、書いた本人から許諾してもらうことをおすすめします。
とても難しい問題ですが、ユーザーにとって有益な記事が書けていないことが原因で、審査に落ちている可能性があります。
「有益な記事が書けていない」という場合は、とにかく記事を書くスキルを磨くほかありません。
上述したとおり、すでにGoogleアドセンスを利用している人のサイトやブログから勉強し、記事のブラッシュアップを図りましょう。
とはいえ、誰かのブログを見て技術を盗むというのは、そう簡単なことではありません。
少しでも有益な記事を書きやすくするために、5つほどコツを紹介しておきます。
タイトルと本文の内容に、矛盾があってはいけません。
なぜなら、ユーザーにとって有益な記事ではなくなるからです。
たとえば、本記事を例に挙げてみましょう。
本記事のタイトルは、「Googleアドセンスを始めよう 登録から報酬を受け取るまでの流れを徹底解説!」です。
だとすれば、本文の内容は、「Googleアドセンスに登録してから、報酬を受け取るまでの流れ」である必要があります。
しかしタイトルとは全く違うようなことが書かれていると、よくありません。
たとえばタイトルが上記で、内容が「アフィリエイトブログのPV数を上げる方法」だったとしたら、相当おかしいですよね。
ユーザーはGoogleアドセンスについて知りたくて、本記事を開くでしょう。
しかし提供される情報は、アフィリエイトブログに関すること、という形です。
これではユーザーに有益な情報を提供することはできません。
タイトルと本文を内容は、しっかりと一致させるようにしましょう。
記事内で、見出しを使っているかどうかも重要なポイントです。
見出しとは、簡単に言えば簡単に言えば文中における小タイトルのようなものです。
たとえば本記事であれば、「見出し2」を使っています。
そして<見出し2>の中で、内容ごとに<見出し3>を使って階層化しています。
ちなみにこの文章は、<見出し3>の中へと<見出し4>挿入して執筆しています。
つまり<見出し2>-<見出し3>-<見出し4>という形でツリー上をなしている、ということです。
Googleは、見出しできちんと整理されている記事を高く評価する、と宣言しています。
したがって見出しを使うことは重要であるというわけです。
ブログの記事は必ず見出しを使って階層化するようにしましょう。
有益な情報を書くということは本当に説明が難しい部分です。
しかしあえて言うなれば、読んだ人が「役に立つ!」と思える文章を書くようにしましょう。
役に立つ文章を書くという意識があれば、おのずと有益な情報を書く、というところへと繋がります。
たとえば本記事であれば、「Googleアドセンスの登録方法がわからない」という人にとって、役立つ内容になっているはずです。
なぜならGoogleアドセンスに登録するまでの流れ、審査に受かる方法を記述しているからです。
つまりGoogleアドセンスの登録方法がわからない人にとって、役立つ内容になっている、ということです。
有益な情報を書くために、読んだ人が「役に立つ」と思えるような記事を書きましょう。
ブログを解説した段階で、SEO対策など細かい話も聞いていることでしょう。
しかしSEO対策について学習、もしくはブログへ導入するのは、もっと先の話です。
Googleアドセンスの二次審査を合格できていないなら、まずは合格することに集中しましょう。
また、自信のない記事を削除(非公開)にしてから、もう一度二次審査を受ける、という方法もあります。
一部の記事だけが「ユーザーにとって有益ではない」と判断されている可能性があります。
もしそれらの記事が二次審査をパスできない唯一の原因だったとすれば、合格できる、ということになります。
もしかしたら、サイトやブログのデザインがよくない、という理由で落とされているかもしれません。
これはデザイン性が低いというわけではなく、「ユーザーが見にくいデザインになっている」という意味です。
WordPressは、放っておいてもある程度デザインが整うので、可能性は低いです。
しかしデザインを修正したら、二次審査に受かった、という例もあります。
記事のクオリティを上げても、画像を削除しても受からなければ、サイトデザインの見直しが必要かもしれません。
WordPressやテーマについて学習し、デザインをよりよいものへと作り変えていきましょう。
それだけで二次審査に合格できるかもしれません。
最後に報酬の受け取り方を解説します。
Googleアドセンスの報酬は、8,000円を超えてから、初めて受け取れるようになります。
ちなみに月額8,000円、という意味ではありません。
累計の報酬が8,000円を超える、という意味です。
8,000円以上の報酬が得られると、メールで「基準額を超えた」という旨が通知されます。
またメールには、報酬額を受け取るための手続きを行う方法が記載されています。
メールから、報酬を受け取る方法を指定することが可能です。
(事前に報酬受け取り方法を指定する手続きが完了していた場合、ここで受け取り方法を指定する必要はありません)
Googleアドセンスのホームページに「お支払いの追加」という項目があります。
そこに振込口座を指定すれば、報酬を受け取ることができます。
Googleアドセンス報酬が振り込まれるたびに、Googleから「振込完了」の連絡がきます。
振込完了の連絡が来た時点で、口座には入金されている、という形になっています。
なお、振り込み人名義が「グーグル(カ)」となっています。
Googleアドセンスの報酬は、いわゆる月末締めで、翌月21日~26日払いです。
1か月間の収益が、翌月はじめに「収益額」として確定されます。
その収益額が、21日~26日のうちいずれかの日に振り込まれる仕組みです。
Googleアドセンスを使用する上でハードルとなるのは、やはり「二次審査」です。
Googleが持っているポリシーに沿ったサイトを構築することが重要です。
幸い、何度でも二次審査に挑戦できます。
トライ&エラーを繰り返して、審査が通るまで粘りましょう。
Googleアドセンス登録の手続き自体も、やや煩雑です。
本記事を参照にしながら、登録の手続きに臨んでもらえればと思います。